ちいさなひみつのせかい
twitterで投稿したミニチュアの世界が注目されている若きアーティストMozuさんの個展「ちいさなひみつのせかい」へ。
リアルなミニチュアの世界、クオリティの高さにいつも感心していた。
個展(巡回展!)開催にあたり、ご本人もツリートで「ぜひ実物を見てほしい」ということを書かれていたので、ほくほくと個展会場へ。
大阪は大丸梅田店で開催。
私が入ったときは特に整理券もなくスッと入ることができた。
作品は、ほぼほぼ写真撮影OK!
写真を撮るための長蛇の列ができている作品も^^;
ミニチュアは、まだ若干20代のアーティストということもあり、ミニチュアを作り始めた高校時代の作品から並んでいる。ものすごく手先が器用なのか、クオリティの高さは最初からほぼ変わっておられない。
これはコマ撮りアニメにも使っていた教室。通っていた学校の教室をそのままモチーフにしているそうで、再現性の高さがすごい。
実は気になったのは模型そのものよりも、どんな感じで組み立てられているのか、ということが気になっていたので、「部屋」よりも、「素材」が気になっていた。
裏側のベニヤ板までちゃんと見せていて、なるほど、こうなってたんだ!という納得のきもち。
最近はコンセントを横に置くことでよりミニチュアを強調している「こびとの〇〇」シリーズのよう。だんだん本職となってくると「見せること」が意識されていて、360度ぴちっと作られている。
写真で見たときは本当に家の壁に穴開けたかと思ったww(やろうとしたけどご家族に反対されたとか)
表裏が見れる「こびとの旅館」
でも、裏側も「見せる裏側」ちゃんとこびとが作っているようになっている。
Mozuさんはミニチュアだけではない、才能あふれるアーティスト
平面作品(仕事が細かい!!)もあり、こういったトリック絵もお得意!
バーチャルな世界がはびこっているからこそ、リアルを見る。
CGで作るんじゃなくて、リアルに作る。
今の時代を反映しているような!
そして、Mozuさんの母校「東京都立総合芸術高等学校」も注目を浴びそうだ!
そして、帰り際から整理券配布が始まっていた。
いいタイミングで入れてたみたい。
お住まいの近くに開催される際はぜひたちよってみてはいかがでしょう