「なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか」
最近読書ブログになりつつある、私のはてな。マンガから新書から何から何までいろいろと(苦笑)
「なぜ日本のフランスパンは世界一になったか」阿古真理さんの本。
これは、西洋のパンと日本人の歴史について掘り下げている。日本人がパン好きになったのはなぜか?日本のパンがおいしいのはなぜか?のルーツをたどっている。
ここでいう「西洋のパン」とは、
のことである。
著者の阿古真理さんは大阪ー神戸の阪神間に長く住まわれていて、現在は東京にお住まいである。
神戸から東京に引っ越したばかりの頃は、「おいしいフランスパンのある店が見つけられなかった」とのこと。商品としてバゲットなどのフランスパンはあるけれど、どれもやわらかめに作られていて、皮のかたいパンが見当たらなかったそう。
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ヤマザキ、シキシマ、フジパン、、、日本の大手製パンメーカーのルーツやちょっとお高いパン屋さんの人気の理由
企業円滑をそれぞれ読み比べてみると結構面白いことに気づいたww
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「メゾンカイザー」「PAUL」などの日本に出店しておなじみになっているフランスのパン屋さんが定着した理由・・・
PAULは敷島(パスコ)が引き受けてたってここで初めて知った!
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日本で暮らす食べること大好きな外国人から見た日本のパンのこと・・・
炭水化物×炭水化物の「やきそばパン」「ポテトサラダパン」は外国人からすれば、面白いけれど、意味がわからないとか、日本でドイツの黒パンを買うのを諦めた方、とか、、、
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他にも特色あるパン屋さんの話題もところどころにあり、おいしいパンの写真や絵がほとんどあるわけではないのに、パンが食べたくなる一冊。
それは、やはり阿古さんのパン愛が伝わるからなのか。 読んだ次の日にドンクに立ち寄ったのは言うまでもなく。。。
神戸のフロインドリーブに行ってみたい