ヲタクに恋は難しい・・・略して「ヲタ恋」
久々にドハマリした「ヲタクに恋は難しい」
すでにドハマリしている人が世の中に大勢いて、すでに深夜枠のアニメや実写映画化もされているので、今更といえば今更だし、もしかしたらもう飽きたという人もいるかもしれないが。
もともとpixivの投稿マンガからコミックス化されたものなので4ページものから派生しているので、主要登場人物は少なめでストーリーのテンポも良くできている。コミックス化にあたり、大幅な描きおろしが追加されているのでお得でもあるｗ
pixivのブックマーク数が桁違いに多い。
＊＊＊＊あらすじ（pixiv公式より）＊＊＊＊
隠れ腐女子のOL・成海は転職先で幼なじみのルックスよく有能だが重度のゲームヲタクである宏嵩と再会をする。とりあえず付き合い始めたものの、ヲタク同士の不器用な二人に真面目な恋愛は難しくて…。
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「恋」って書いているけれど、お付き合いするところからスタートする。
大人のマンガとしては、比較的安心して読める感じだと私は思う。
以下ネタバレあり
pixivを読んで、おおー面白い！！これ本欲しい！！！と熱望し、2日後にはコミックスを買いに行ってたｗｗなので、2015年にコミックス1巻発売されていたことも知らず。。。最終的に全巻買ったけど、ほぼすべて全部重版本だったから相当売れている。帯にも電子書籍含めて700万部って書いていたぐらい。（古本屋でも出回っているけれど、初版本は見つからず）
主人公カップルの成海と宏嵩だけでなく、彼らを見守る会社の先輩であり友人でもある小柳・樺倉カップルという2組のカップル（それぞれジャンル違いのヲタク）が主軸となり物語は展開していく。
桃瀬成海（右）は中学生ぐらいから腐女子で、描き手でもある。すでに中学生からBLを描いている。コミュ力が高く、リアルでは、一般の友達はおろか家族にも腐女子であることをひた隠しにしているので、瞬殺で少女モードになることができるが日常的にはBL脳。惚れっぽいので恋愛経験は豊富だが、ヲタバレして振られた過去を持つ。
その恋人である宏嵩（左）は、仕事はできるが、人付き合いはあまり得意ではなく、ゲームするために仕事が終わったらすぐ帰る眼鏡。昼休みも基本的にゲームしているという重度のゲームヲタク。ゲームのレベルは高いし下手な人は嫌いｗ特にゲームヲタクであることを隠してはいないので、会社では「休憩中ゲームしている人」という感じ。
成海と宏嵩は小中学校の同級生で、幼なじみである。子どものころはよく遊んでおり、七海にとって、ゲームや漫画、アニメについて熱く語ることのできる唯一の友人でもある。
そして、もう1組のカップルが
2人の恋愛模様を見守り、会社の先輩である、樺倉（左）と小柳（右）カップル。2人は高校の先輩後輩であり、10年来のお付き合い。
樺倉太郎は、強面で会社でも後輩からも恐れられているが、実は断れなかったり、重度のビビりだったりもする。みんなにとって頼れる先輩だが、キャパが狭いのですぐ怒るが仕事はできる兄貴分。アニメ、マンガ好きだが、社内でのイメージなどから成海と同様周りには隠している。
小柳花子は、成海の転職時からお世話になっている会社の先輩であり、大手のコスプレイヤー、ある事件をきっかけに成海とヲタ友となり、「なる」「花ちゃん」と呼び合う仲。会社では特に隠してはいないがバラしてもいない。
樺倉×小柳の2人は、気が強いこともあり、会社でも趣味でも言い合いをしているツンデレカップルでもある。まぁ、高校の先輩後輩かつ同じ会社ってのはなかなか普通にはない展開だけど、そこのリアルは求めない方がよい…
コミックスでは2人の出会いから付き合うまでの話・・・などが描きおろしで読める。
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成海・花子の女子トークでは、互いの彼氏でBL妄想、男女逆転妄想トークもあり、ヲタクをかじっていた人ならにやけるやつｗ
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ちなみに、最新刊は８巻（2020年春現在）
こちらは、2巻から登場する宏嵩の7つ下の弟、尚哉（非ヲタクでゲームは下手）と同級生の光（男子に間違えられやすい女子でゲームヲタク）
こちらの2人のこれからの展開も楽しみ。
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タイトルの「恋は難しい」というのは、恋愛が発展していくことの難しさだけでなく、
日ごろのデートがアニメショップやゲーセンだったり、
お互いのヲタク時間（鳴海はマンガと同人誌作成、宏嵩はゲーム）と恋愛時間の使い方の難しさなんかも含まれるかも。
2人が幼なじみとして互いに遠慮のない会話もあるけれども、恋人同士として距離を縮めていく、ギャク8割・少女漫画2割ぐらいのバランスで物語が展開していく。
2組のカップルが20代後半で弟たちが19歳なので、若者たちに日常を温かい目で見守りながら、面白く読んでいる感じでもある。
登場人物みんな年下だからどの人らもかわいいなぁと思っているけども…
宏嵩が成海や先輩カップルと一緒に過ごす中で、人としても丸くなってきているところや弟に対してお兄ちゃんらしい一面とか成長している過程にとてもかわいげを感じているｗかわいいイケメンいいなあ～
ヲタク用語とかスラング、コミケ、コスプレ、オンラインゲームが出てくるとはいえ、普通の社会人カップルとしての過ごし方、幼なじみという気心知れた仲から発展した恋愛関係だからこその戸惑いなどはごく普通の恋愛マンガと同じだと思うので、ヲタクじゃなくてもマンガ好きなら読んでみてほしい～と思うコミックス。
各巻の紹介も割と詳細に書かれている。
電子も紙もあり！
番外編の小説版（紙の本も出ている）もある。
作者推薦の小説家さんによる文章化で、宏嵩視点と光視点の小説と、妄想小説が2本ある。挿絵は作者描きおろし（それだけでも十分価値あり）
作者推薦の方というだけあって、文章に違和感はあまりない。
（ちゃんとマンガの内容と繋がるようになっているし、裏話みたいで面白い）
ただ、最後の妄想話は、原作で想像するとちょっと恥ずかしい気持ちになって読みきれなかった（苦笑）
とりあえず、どんなんかなーって読んでみたい人は、pixivコミックで一度読んでみて購入を検討あれ。
私は、なぜか毎日読んでいる。。。（手元にないときはpixivで読むぐらい…どんだけ）
Wikipediaにも書いていたが「ギャグ8割恋愛2割」ぐらいがちょうど面白い。
ほかにも、腐女子主人公ものはいろいろあるけれど、この「元カレが腐男子になっておりまして」もヲタ恋同様にいずれも会社などにはヲタクをカミングアウトしていないけれど、会社に同胞がいるという設定。
BLコーナーで腐男子を発見して喜んだ主人公が見かけた腐男子が元カレだった、という再会で、また主人公が元カレの家に置き忘れてしまったBLを読んでことでハマったという…こちらは片思いになる以前のところから始まっているので、恋愛要素しては、割とじれったい。
マンガの大人片思いはじれったい。。。ああああ。。。とイライラしてしまう。中高校生が主人公だとそこまでイライラしないのに。。。
もひとつ、「腐男子家族」も面白い。
お題「#おうち時間」
