映画「人生フルーツ」
津端さんご夫妻の暮らしと暮らしのルーツを描いたドキュメンタリー映画
「人生フルーツ」
友人からもおすすめされて、ようやく観に行けた
作品解説はこちらを
愛知県にあるニュータウンに暮らす津端さん夫婦の日々を追いかけた物語
ロングラン上映しまくっていて、どんどん上映会場がなくなってきていて、ギリギリ発見した小さな劇場にて
他に観ている人の息づかいが感じられるぐらい小さなところ
高蔵寺ニュータウンのマスタープランは、都市計画の授業や建築士の問題によく出てくるのである
ずっと高蔵寺ニュータウンのマスタープランがなぜ実現できなかったのか、が疑問だったけど、まさかここでその一端を知ることになるとは
ニュータウンでも、何もないところからでも、雑木林を作れることを実践すること、
何よりも90歳となってもいつでも仕事を引き受けられる状況を作っておられること、
毎日手紙を書いたり農作業したり、しているだけではなくて
日々、こつこつ感性をきちんと磨いておられること
このドキュメンタリー撮影中に津端さんのご主人がお亡くなりになったのだが
「草むしりして、昼寝して、そのまま起きて来なかった」そうで
これは理想的な死に方だ!と思ったし、こういう終わり方がいいなと思った
(家族は突然すぎて悲しいかもしれないけど)
亡きがらも本当に眠ったようで、映画を見ている方もまた起きて来られるんじゃないか、と思うぐらい
結婚式もお葬式もされなかったご夫婦。ふたりらしいお別れ
お別れの前の奥さんの旦那さんへの言葉が印象的だった
「私の命が尽きて灰になったら、一緒に大西洋に流してもらいましょうね。それまで待っていてくださいね」(という感じ)
ちなみに、ご夫婦の著書は、たくさんあり最近のものはスローライフ的な感じになっている印象
高蔵寺ニュータウン夫婦物語―はなこさんへ、「二人からの手紙」
- 作者: 津端修一,津端英子
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 1997/12
- メディア: 単行本
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最近の著書はこのあたり
- 作者: つばた英子,つばたしゅういち,水野恵美子,落合由利子
- 出版社/メーカー: 自然食通信社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: つばた英子,つばたしゅういち,水野恵美子,落合由利子
- 出版社/メーカー: 自然食通信社
- 発売日: 2012/09/01
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夕陽を見に白浜へ
田辺駅周辺は半日弱あればぐるりと回れる
カフェもいくつかあって木になるけど1日に何軒も行けないし、ちょっと退屈してきたので夕方前に白浜に行ってみた
ちなみに田辺エリアで行ってみたかったカフェ
田辺から白浜へは、電車より高くて遠回りだけど、本数が多い路線バスが発達していて、結構便利。
定番であろう白良浜でバスを降りて海へ。
オーストラリアから運んできたらしい白砂。鳥の足跡はっきり残るぐらい細かい砂。もう秋の気配だけど泳ぐ人もちらほら。。。さすが、和歌山のハワイ。
でも海水浴場の隅っこには熊野三所神社があるという不思議。
町営の温泉には、外国人の姿も多かった。
450円~入れる温泉なので、とても良い感じ。夕陽も見れる。
白浜のオフシーズンは、そんなに混雑してなくて、いい感じだったので、もし次にいくなら秋頃にしよう(笑)
田辺で泊まるので、また田辺に引き返すときも路線バスに乗ったが、終点の田辺駅まで我々以外だれも乗ってこず、タクシーのようなバスだった
紀伊田辺駅周辺ぶらり
紀伊田辺に行ってきた
最近は熊野古道の人気から立ち寄る人が増えているところ
定番のくろしおではなく、高速バスで。ちょっと時間がかかるけど、くろしおよりちょっと安い。
田辺市街地を散策~
思ったより栄えていて、わりとしゃれたお店がちょこちょこ。
古民家再生店舗もちらほらあるが、大阪等と違って、どのお店も地元愛を感じる雰囲気である。
さて、田辺といえば弁慶と南方熊楠らしい。
予備知識ゼロで熊楠の顕彰館に立ち寄り、資料スペースで子ども向けの伝記(マンガ)読んで理解したあと、改めて資料館と熊楠が晩年暮らしていた自宅や庭を見学。
自宅の庭から発見された粘菌も多数あるという。
携帯ショップさえも瓦屋根の海蔵寺通り
・・・に続く田辺銀座は、なぜかヨーロッパ調のデザイン、、、
まちなか唯一のお風呂屋さんが定休日だったのは非常に残念( ´△`)
駅前にはスナックとかの飲み屋街「味光路」は、路地はスナックとかバーのようなお店がいっぱい、通りは居酒屋なのかスナックなのかわからんけど、コスパのよい定食出すお店が多い!!(でも写真撮り忘れた・・・)
紀伊田辺の駅舎はトレイナートのため、かわいくなっていた
映画「おクジラさま ふたつの正義の物語」
先日、「おクジラさま ふたつの正義の物語」を見てきた
捕鯨のまち和歌山県太地町が舞台となり、「捕鯨論争」をとらえたドキュ
メンタリーで、クラウドファンディングで資金調達をしながら、2017年10月に日本で公開されている映画である
太地町の「クジラ漁」は正しくは「イルカ漁」であり
太地沖を通るイルカ7種類のうち4種類が追い込み漁の対象となる。
※クジラとイルカの違いは大人の状態で4m未満だと「イルカ」、4m以上だと「クジラ」
このいるか漁を巡っては、かつて「ザ・コーヴ」という太地の捕鯨を取り上げたアメリカの映画があるが、反捕鯨が強く映し出されており、アメリカの日本への捕鯨に関する批判が高まった映画でもある。
(全く知らなかったけど)太地町には漁が解禁されるとアメリカ等から反捕鯨派の方々が滞在し、捕鯨の様子を見たり、撮影したり、場合によっては実況を生中継でネット配信等も行っている。
ちなみに「ザ・コーヴ」は、日本でも公開されていて、現在はDVD化されている。私はこの映画は見ていないので、説明出来ないが、こちらの方の解説がわかりやすかったのでご紹介
「かわいい、賢いイルカを殺して食べるなんて野蛮だ」
「イルカが絶滅する」
でもアメリカが鯨を乱獲したから鯨が絶滅していたんじゃ、、、というツッコミがしたくなる
でも、「生きているモノを食べなければ生きられない」
牛や鶏、卵だって丸ごとの殺して食べているのと同じ。
なのにイルカやクジラだったら野蛮なのか?そもそも野菜や果物にも命がある・・・
太地町の人々と反捕鯨の人たちのディスカッションの場もあるけど話し合いにならない。
というか、やっぱり日本人は話し合いがうまくないな~~~
ディスカッションっていうのはA派、B派に分かれていて、A派の人はAが正しいと思い、B派の人がBが正しいと思っているから永遠に平行線のまま。。。
これからはダイアログ(対話)の時代ではなかろうか。
双方の意見を聞きあい、お互い受け入れ合う
太地町でも鯨やイルカを食べる人は減っていて、確実に食べる習慣はなくなっている。
それでもクジラ漁にこだわる理由は何なのか?
意地なのか?
・・・・・
この映画は、捕鯨がどうとかそういうことではなくて、
メディア、ジャーナリズムの一方向性やそれが100%本当かどうか。
ということを様々な角度から確認しなければならない、改めて考えさせられた。
日本だとテレビや新聞が信用されることも多いが、100%事実かというとそうではないし、一種の「すりこみ」や「洗脳」があるように、多角的情報からの検証がなされていないことの方が多い
最近テレビのワイドショーでもツイッタ-の投稿で芸能人や政治家の同行を追っていたりするけど、そのツリートが必ず本人なのか確認できているのか、なんてわからないのにね
行きたい場所をメモする方法
行きたいところ、欲しいもの、楽しいこと。
ネットで収集することが増えてきた。
ブラウザのブックマークだとどこでもチェックすることができなかったり、探しづらかったりする
よく使っているのが、Gmailの「下書き」
添付ファイルは残らない→その時はグーグルドライブ等を使う
リンクだけやちょっとしたメモは携帯よりもこっちの下書きの方がPCからもチェック出来て便利(ただ、i phoneのGmailアプリは自動保存じゃなかったので、間違って保存せずに消してしまったこともある)
もはや「メモ」なのか「誰かのメールへの下書き」なのかわからない
とはいえ、メモしたことが満足になりつつあったり、
たまればたまるほど探すのが大変になってきた、、、
お店等の場所は地図やHPなどでもう一度調べる必要があるなどちょっと面倒だなと思っていた時
アンドロイドスマホにしたので、グーグルアカウントをログインしていることが多くなったこともあり、グーグルマップのポイントに「保存」ボタンがあることに気づく
※下記画像の赤丸のところ
(スマホの場合は、お気に入り・行きたい場所・スター付の場所の3種類あり…ただしPCでは全部同じ☆で表示される)
これをぽちっとすると
「保存済み」になり、地図のマークにも☆印がつく
そして、多くのお店が住所に加え電話番号やHPアドレス、場合に寄ったら営業時間なども書いてくれているので、あまりメモしなくてもOK
下書きメモからお店だけ抜き出し、地図にマッピングすると
☆だらけ!(笑)
もちろん関西だけでなく、日本列島アチコチメモしているので引いても☆だらけ・・・
すでにやっている人は多いと思うので自分の備忘録として紹介
ちなみに他人に公開する場合は「マイマップ」機能を使うと便利
私が実際に作ったのはこちらのお地蔵さんマップ。。。(アイコンは友人作)
範囲が狭いので、引きすぎると何がなんだかわからない
お店マップなら、 食レポマンガが素晴らしい、ギャラリークラフトさんのゆかい食堂マップが素晴らしいと思っているので勝手にご紹介して締めくくり
オフィス街の中の…
友人が肥後橋駅近くで1日そば屋をやっているということで、行ってきた。
最寄駅は、肥後橋だけど、住所的には「江戸掘」らへん。
江戸掘(えどぼり)の由来・・・
元和3年(1617)に開削された江戸堀川沿いに町域が位置したことに由来。堀川の名称起源は、はっきりしないが、徳川幕府の統治下に入って最初に掘った堀割を記念して付けたものと思われる。江戸時代には諸藩の蔵屋敷が建ち並び、舟運にも良く利用された。
江戸堀川は水質浄化のため昭和11年ごろ、川の起点部分に可動堰が設けられたりもしたが、昭和30年9月には埋め立てられた。
フェスティバルホールなど近年開発の目覚ましい中之島の目と鼻の先、とは思えない。
フェスティバルホールのタワーから南へ向かっただんだん建物が低くなってきている。
土佐堀通り沿いはオフィスが建ち並んでいるが、周囲は個人店舗が多い
ちょっと路地を見つけると、長屋が並ぶ通りもちらほら
路地の中に長屋を改装した飲食店などもひそかに営業している
散策時はランチ時で、人気のお店には行列も
友人がおそばを出している長屋改装したお店に到着
こちらは自然食品店+玄米ごはんとおかずのお店。
定休日にお店を借りているとか
もちろん、このためにやってきたので、おそばを頂く♪
近所の有名な押し寿司のお店から出してもらっているお寿司も一緒に。
コラボしているシフォンケーキそしてサービスのコーヒー
飼い猫さんもの~んびりできる、意外と猫の似合う街だったのだ
草木染めワークショップ
草木染めで素敵な作品を生み出されているシガセイサクショさん♪
靴下、ターバン、エコバッグ、手ぬぐい、洋服など様々な布モノが、
藍、梅、桜、セイタカアワダチソウ、玉ねぎの皮etc...に染められて
日常的に身に着けるものになっている
そんなシガセイサクショ、シガさんの「草木染めワークショップ」を地元でやってもらうけど、場所を検討しているところです、という連絡があった数ヵ月前
思いつきで、母の実家、、、つまり私の祖父母の家の提供を申し出る
祖母や母に会ったときに確認し、OKをもらい、日程調整
なかなか予定を合わせるのは難しい(苦笑)
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さて、そうこうして迎えた当日。
早朝の雷雨もなんのその。約10人ぐらいのみなさんがやってきた
(大雨洪水警報出ていた)
母の実家にはかつては大勢の親族が墓参りで訪れていたので、
カップとか湯のみはめっちゃある。探せばどんどん出てくる
・
そして、今回のワークショップ、たまたま屋根があって、水がある場所がうまく使えた。
梅の木のエキスをじゃぶじゃぶ
さらに媒染でじゃぶじゃぶ
こんどは、梅の木エキスでぐつぐつ
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お昼とお茶おやつタイムのわいわいがやがや風景。
墓参りでも親戚が集まることがなくなったので、祖父の35日以来、この家に久々にたくさんの人が集まる。何となくの思い付きでの会場提供だったけど、意外な繋がりとか、出会いとかもなかなか素敵な時間。
私がこの時初対面だった人と母が知り合いという…笑
さらに、偶然来ていた従妹も参加して、楽しい会になる。
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みなさんそれぞれの作品(のごく一部)
絞ったりしばったりしてもいいけれど、シガさんの染めたものがプレーンなものが多くて、だいたいの人は何もせずに染められる。
同じ梅の木で染めて媒染をミョウバン(ピンク)か鉄(紫っぽい)かでこれだけ色が違ってくる。オモシロイ。
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今まであまりちゃんと感じたことなかったけど、ふわーっといい家やなーという感覚がよみがえる。こうやって集まる場をつくるのはええなぁと思う
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シガさんの作ったものは、
奈良や南大阪の雑貨屋さんなどのお店、JR奈良駅前のオーガニックマーケットと、ネットだとここで買えるみたい