piyokoworks

つくる、はたらく、うごく、たのしむ

あけまして2020

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

紅白を見つつ、ちょっと仕事したりして、今年の紅白は曲の間にすぐVTRに切り替わって見づらかったな〜と思ったり。その後、年越しは除夜の鐘をついてきました。

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今年は2010年代の振り返りをすることが目標です。

革友禅で小物づくり

革友禅を使った小物づくりのワークショップへ、寺田町駅からてくてく歩いて商店街の中にある革友禅専門店「自分屋」さんへ

jibunya.jimdofree.com

 

こちらの、革友禅の特徴はでこぼこと彩り。

店内にも色々な柄の革があり、財布などの小物やポシェット、バッグなどが所せましと置いてあった。

 

ワークショップは友人である革作家が教えてくれる

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今回作ったのはティッシュケース付きポーチとおまけにブローチ

 

ほぼほぼ形は作られていて、ボタン付けと、メインの両サイド部分の縫い付けだけだけれども黙々と手を動かす時間があり、良い時間であった。

下鴨アンティーク

最寄り駅1つ手前の図書館が木金が20時まで開館していることを知ってから、ネット予約など便利に利用していたり、まちライブラリーの本の交換企画に参加したりして、読み漁っているところ。

最近シリーズで一気読みした小説が「下鴨アンティーク」

 

 

 番外編も含めて8冊出ている小説で、時系列で2、3年ぐらい

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鶴身印刷所

京橋駅から歩いて5分ぐらい、線路沿いにある壁画が印象的な建物「鶴身印刷所」の交流会にお邪魔する。

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もともと、この建物は学校の講堂として戦前にあったものを、オーナーの先々代の方が買い取って印刷工場にされたとのこと。

今のオーナーさんが引き継ぐときに印刷会社は廃業し、リノベーションして、貸しアトリエ、事務所、店舗として賃貸をしておられる。

また、間借りの飲食店もあるなど、1階の半分はフリースペースにもなっており、時々ワークショップなども行われるそう。

建物の壁画には、印刷屋の時代の写真をもとに、過去から今までの風景が描かれているそうで、以前は並びに第2工場があり、その部分には現代のあたり描かれていたけれど、解体されたとのこと。作家さんは解体されることを知っていてあえて書いたそう

 

建物の中から出てきたフルモノや集めてきたり提供されたフルモノも販売中。安くていいものがある。(一部非売品あり)

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 この日はもちよりで、わいわい

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いくつかのアトリエにもお邪魔させていただき、色々とお話を伺えて楽しい時間であった

栖賢寺@京都

先日、久しぶりに建築の勉強(寺と茶室)で京都へ

四条河原町からバスで30分揺られ、降りたバス停の目の前には山。敦賀街道から入口を探すと小さな石標があり「栖賢寺」の文字を見つけ、お寺に入った。

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このお寺は、山口玄洞により寄進されたが、住職不在の時期もあり、いまの住職夫妻が3年前に入山するまでもしばらく無人だったそうで、「檀家がいないお寺」として、座禅などを中心に運営されている。

 

お寺の建物とは別に建てられている茶室へ向かう。茶室の待合に座ると、苔むした庭が眺められ美しいが、湿度が高い。体が慣れるまで少し時間がかかる。

「残照亭(ざんしょうてい)」という名前の茶室を持っており、待合からは、苔むす庭を眺められる。茶室を使ってのお茶体験で、茶室をつくるということはただどこかに炉を切っただけでできるものではない、亭主と客の動線を知らなければ茶室は作れない、ということを体験するための体験。

お寺内の建物は多くが大正時代に建てられたもので、どの建物も、特に奇をてらっているわけではないけれど、なんとなく落ち着く空間ばかり。特に傾きやズレがほとんどないからか。とはいえ、去年の台風での復旧工事はまだ終わっていないそう。

レクチャーで学んだことは、
日本建築の寸法基準は、実は明確に決まっていない。広さ、部屋に入る人数、床の間に飾るものでバランスを取る。なので、設計者は自分の中基準となる寸法感覚は持っておく必要がある。自分がいいと思った建物に何度も通って空間感覚を体で身につけること。