認知症の頭の中「全員悪人」
認知症当事者視点で見える世界は??
認知症の方(夫の母)を実際に介護した翻訳家、村井理子さんの事実をもとにした小説
「全員悪人」
インパクトある表紙。
家事も完璧にできていた。
息子も立派に育てた。
息子の嫁(あなた)だって娘のように思って接してきた。。。
お母さんになりきって書かれたのだろうなと思う。職場の同僚のお母さんも少し認知症になっておられるそうで「本当にこんな感じ!」という反応。
夫であるお父さんのことが時々わからなくなる。
隣で寝ているおじいさんは誰?
お父さんの偽物でロボットの「パパゴン」
これを読むと認知症になるのも楽しみになる、か、も?
村井さんといえば翻訳よりも「ぎゅうぎゅう焼き」の方が有名かも・・・
あと、少々変わった本の翻訳をされることが多い。
訳文もとても面白い◎