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超・美術館革命ー金沢21世紀美術館の挑戦

久々に読書−といってもちょっと以前の本ですが

超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦 (角川oneテーマ21)/角川書店


金沢にある金沢21世紀美術館の初代館長である蓑豊さんの著書です。

蓑さんは大阪市立美術館の館長ののち、金沢21世紀美術館の館長となられ、
金沢市の助役も兼任、現在は兵庫県立美術館の館長をされているようです(たぶん、、)

現在も大阪市立美術館及び金沢21世紀美術館の特任館長として在籍しておられます。

ちなみに
金沢21世紀美術館は、ココです


開館後は、建築の巡礼地にもなり、私も5,6年前に行きました(当時の記事
周りの友人もほぼ行ってるなぁ〜笑

これは、金沢21世紀美術館が、日本で集客が難しいとされる現代美術をテーマにした美術館にも関わらず、開館当初からたくさんの子ども、市民、観光客が訪れるようになっているのか、ということを蓑さんの経歴をもとに書いてあります。

運営の視点からのことを知って改めて訪れてみたいと思いました。

半分エッセイのような感じでとても読みやすく、面白いです。
日本の美術館のあり方、学芸員のあり方をアメリカをの比較も交えていたり、
現状の良い面、悪い面についてもわかりやすく説明されています。



この本の印税は子どものためのプログラムに活用されるそうです