piyokoworks

つくる、はたらく、うごく、たのしむ

小学生の時に読んでいたらとっても怖かったとおもう

幻想的な女の子の影が印象的な表紙のこの本、
「13ヶ月と13週と13日と満月の夜」


ぽっちゃりした赤毛のアンの風貌のような女の子「カーリー」が主人公のお話。
(日本でいうところの小学校6年生ぐらい)
「女きょうだい」「おばあちゃん」「親友」に憧れている、ちょっと空想が好きな女の子。

そして、秘密を抱えた転校生の女の子とそのおばあちゃん
よぼよぼのおばあちゃんは実は「魔女」
その魔女の魔法で女の子とおばあちゃんの魂は入れ替わってしまった、
魔法にかかった日から13ヶ月と13週と13日経つともう元に戻れなくなる、らしい。

カーリーは、おばあちゃんの話を信じる?信じない?
そして、入れ替わった魂を取り戻すには・・・?

前半はストーリーがどんどんすすみ、、、結構早く解決するんじゃないか?と
思っていたら、途中の裏切り感により物語はまだまだ終わらない感じは
「おおお!そうきちゃったのね」ドキドキ

年を取ること、経験すること、誰もが平等に訪れるはずの時間を経験できなくなったら?


締めくくりは、「お年寄りを大切にしよう」っていう感じで終わっていて、
ちょっとあっさりで物足りなかったかな。


どちらかと言えば小中学生が読むような内容ですが、
大人も夢中になれるストーリーです。
怖すぎて一瞬飛ばそうかと思ったぐらい引き込まれてました 笑

小中学生のとき読んでたらめっちゃ怖かったと思うな。。。夢に出てきそう。。。
そういう意味では最後がハッピーエンド&教訓なのは良いんかもしれん。


13ヵ月と13週と13日と満月の夜/求龍堂

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