コスタリカの奇跡
関わっているグループで映画観賞会のまねごとをしたときに見た映画
「コスタリカの奇跡」
コスタリカってどこやねん、って思った人ー?はーい!
中米にある小さめの国
google map より↑
wikiにも書かれているけれど、国民の幸福度が最も高い国としてランクインされている。コスタリカは1948年に国防軍を廃止し、軍隊を持たない国となり、1983年には永世非武装中立国宣言を行っている。
映画は、そんなコスタリカが平和の国として歩み始めたところから、様々な紆余曲折、今のコスタリカのことについてのドキュメンタリー。当時の大統領の親族や本人、有識者の他、国民の声などなど…90分でそれほど長くなく、ずーっとゆったりとした感じ。(人によっては眠くなるかも)
コスタリカは、軍事費用を文化、教育、社会福祉に活用していて、学費無料・国民皆保険など羨ましい制度が実現されている。国民の平和に対する教育もきっちりされている。もし子どもがいたらコスタリカに留学させたいぐらい(笑)
国連の常任理事国も武器の輸出国である。コスタリカは武器さえも作っていない。
給料が安い仕事に従事する人もいる、給料が安い仕事だからといって、必要ない仕事ではない(清掃の人とか)から、給料が安い人は安い社会保険料で社会保障が受けられる。
最後に、憲法学者の方が、軍事費用をかけて軍隊を持ったとしても、コスタリカのような小さな国が掛けられる軍事費用はしれている。アメリカみたいな国に攻められたら負けは明らかなのに、軍隊を持つことに意味はない=軍隊を持っているということは戦う意思があると思われるので、責められても文句はいえない
という言葉が印象的。
コスタリカから、各国に軍隊を放棄する国を増やしたいという働きかけも行っている
・・・
日本でも意味ないって思ってくれんかな。。。