草木染めワークショップ
草木染めで素敵な作品を生み出されているシガセイサクショさん♪
靴下、ターバン、エコバッグ、手ぬぐい、洋服など様々な布モノが、
藍、梅、桜、セイタカアワダチソウ、玉ねぎの皮etc...に染められて
日常的に身に着けるものになっている
そんなシガセイサクショ、シガさんの「草木染めワークショップ」を地元でやってもらうけど、場所を検討しているところです、という連絡があった数ヵ月前
思いつきで、母の実家、、、つまり私の祖父母の家の提供を申し出る
祖母や母に会ったときに確認し、OKをもらい、日程調整
なかなか予定を合わせるのは難しい(苦笑)
・
さて、そうこうして迎えた当日。
早朝の雷雨もなんのその。約10人ぐらいのみなさんがやってきた
(大雨洪水警報出ていた)
母の実家にはかつては大勢の親族が墓参りで訪れていたので、
カップとか湯のみはめっちゃある。探せばどんどん出てくる
・
そして、今回のワークショップ、たまたま屋根があって、水がある場所がうまく使えた。
梅の木のエキスをじゃぶじゃぶ
さらに媒染でじゃぶじゃぶ
こんどは、梅の木エキスでぐつぐつ
・
お昼とお茶おやつタイムのわいわいがやがや風景。
墓参りでも親戚が集まることがなくなったので、祖父の35日以来、この家に久々にたくさんの人が集まる。何となくの思い付きでの会場提供だったけど、意外な繋がりとか、出会いとかもなかなか素敵な時間。
私がこの時初対面だった人と母が知り合いという…笑
さらに、偶然来ていた従妹も参加して、楽しい会になる。
・
みなさんそれぞれの作品(のごく一部)
絞ったりしばったりしてもいいけれど、シガさんの染めたものがプレーンなものが多くて、だいたいの人は何もせずに染められる。
同じ梅の木で染めて媒染をミョウバン(ピンク)か鉄(紫っぽい)かでこれだけ色が違ってくる。オモシロイ。
・
今まであまりちゃんと感じたことなかったけど、ふわーっといい家やなーという感覚がよみがえる。こうやって集まる場をつくるのはええなぁと思う
・
・
シガさんの作ったものは、
奈良や南大阪の雑貨屋さんなどのお店、JR奈良駅前のオーガニックマーケットと、ネットだとここで買えるみたい
久々の講演
先日、上町台地今昔フォーラムにて、レポーターとして講演をさせていただく。
会場は大阪ガス実験住宅NEXT21のホールにて
(大阪ガスの社員寮的な感じになっていて、社員の方が暮らしている集合住宅)
■ 上町台地・今昔フォーラムvol.8
“大阪のお地蔵さん”に学ぶ、まちと暮らしの今昔物語
~人々の願いとともに移り変わり生き続けるお地蔵さんの習俗と生活文化から~
U-CoRo - CELプロジェクト/CEL【大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所】
・
基調講演は、大阪民俗学研究会 田野登先生
大阪の人々にとって、地蔵盆やお地蔵さんが江戸以前からずっと当たり前に存在するものとして、文学小説の記述などから見られること。先生のフィールドである港区などでもお地蔵さんや少子高齢化による地蔵盆の変化が見られているとのこと。
まだまだお地蔵さん研究は尽きないそう。
・
私の方からは、空堀のお地蔵さんの近況と路地コミュニティの話をさせてもらう。
全国的には少子高齢化だが、上町台地(とくに中央区、天王寺区)は、子どもは減っているどころか、増えている「多子高齢化」にもなっており、地蔵盆が「タダでお菓子をもらえる日」という認識になっていないか?という素朴な疑問や
これを少しでも解消できれば、、という思いで地蔵盆まちあるきを行っていること。
空堀の場合は地蔵盆が大規模化していないので、大勢の参加とサポートが難しく、小さな単位での主催に対して大きな単位の参加者、とすこし歪みがあるなぁと感じていることなど
・
当日参加者の方々からお地蔵さんエピソードや地蔵盆を実際にされている方からの話などもあった。
・一心寺ではシアターでの人形劇の来場者を増やすためにお寺にあるお地蔵さんとひっかけて「地蔵盆フェスティバル」というイベントになっている
・天王寺区五条小学校そばにある将軍地蔵尊の地蔵盆は小学校を使っての大規模な盆踊り大会にもなっている。PTAなど地域の若者や地域団体の夜店で盛り上げている。お社は金剛組の施工(施工費のうん百万円をまちからの寄付で賄う)・・・将軍地蔵尊の世話人会の会長さんは御年84歳!!!
・福井県にあるとある町では、小学校の「総合学習の時間」を利用してお地蔵さんマップを作成した
・東灘区のお地蔵さんは、水害で山から流れてきた小さなお地蔵さんがたくさん集まってきて、地蔵盆の日にはこれらのお地蔵さんも並べている
・京都の地蔵盆では壬生寺のレンタル地蔵の話や地蔵盆のレクレーションなどからコミュニティに関わり方に関する研究を行った研究者の話
京都市都心部における地蔵盆の運営実態と参加者の多様性:- レジリエントなコミュニティ形成に果たす地蔵盆の役割に関する研究
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005099655
・・・などなどお地蔵さんエピソードはさまざま。
・
改めてお地蔵さん(ほこら、道祖神)おもしろいなぁ~~と思った
田野先生の著書も買わねば!!!
「みんなのテーブル」使ってみた
友人が暮らすURの千里青山台団地は、旧公団の団地の中でも古い団地である
居住空間(ハード)の改装には無印良品や産学連携やDIY可能住戸、ちょっとおしゃれリノベーション部屋などで借りづらい部屋にも住民がつくようなプロジェクトも行われている。住民が高齢化する中で、魅力的な空間作りを行って若い住民を増やすための取り組みが行われている
個々の住戸だけでなく、伊藤豊雄×UR『みんなの庭』プロジェクトとして、共用部の庭を活用するためのプロジェクトを建築家伊藤豊雄がコーディネートしている
団地共用部である「庭」にコミュニティ再生をキーワードにした取り組みが行われており、植え込みを作ったり、バーベキューなどができるテーブルを作るなど、現在進行形で活動が行われている
みんなの庭プロジェクト – 伊東豊雄 X UR in 千里青山台団地
・
「みんなのテーブル」は、住民であれば1時間400円(最大5時間)借りれるようになっていて、住民である友人一家が借りてくれ、10名ほどで利用させてもらった
円卓が10人程度集まるとちょうど良い感じになっている
隣接する集会所のキッチンも使用することができ、便利!
みんなのテーブルは、バーベキューに限らず煮炊きができたり、テーブルとしても使えるので年中なにかとできそうな場所
災害での煮炊きも想定していそう
残暑の中、蚊が多いのが辛かった(苦笑)
でも、団地のゆったりした適度な空地が心地よい
楽しい場所だった
・
ハコがあるからコミュニティを作るのか、コミュニティがあるからハコができるのか?
ハコがあってもコミュニティが機能しない場合もあるし、コミュニティがあってもハコやスペースがない場合もあるだろうなぁ
むむー
タワーマンション屋上で「天空茶会」
大人になってしまったら少なくなる「初めての○○」を書き留めておく
・
先日、約1年ちょっと前から通っている茶道教室のお茶会があった
いつも見上げているマンションの屋上での少しカジュアルな感じのお茶会
そして、大役のお手前をさせていただく
特訓のお陰で大きな失敗はなく、なんとか無事に終わる
お手前だけでなく、お手伝いに来て頂いている先生の先生、そして、社中のみなさんと一緒にお茶会の準備片付けのお手伝いをさせてもらう
お茶会を開くには準備も心構えもおもてなしや心遣いも必要で、準備も多岐にわたっていて、それを先生がほとんどお一人でされている
私が知っている茶道の世界はほんのごくごく一握りなんだなーと改めて感じる
テーブルの明かりやしつらえ、グリーンの飾り、参加者の方に配られるお懐紙などなど
・
どうして茶道を習いはじめたのか?
茶道を習おうと思ったのは、茶道の免状を持つ設計事務所時代の所長から、私のおおざっぱさを見かねて
「茶道を習った方がよい」という進言(お小言?)が頭にあり、習ったら何がどう変わるのかということに興味があったこと
茶室のある住宅の設計も何度か経験させてもらい、改めてちゃんと意味を知りたいと思ったこと、など
・
時は流れて仕事も変わり、
よき先生との巡り合いで30の手習いとなったけど、習い始める
所長は私がお茶を始めたことをすごく喜んでくれていた
・
とはいえ、月に一度の盆略手前なので、牛歩のようにゆっくりと進めているところ
まだまだ日常的になるところまでは来ていない
雑念だらけの頭が真っ白になる時間が好きなのできるだけ続けたいなと思う
銘 コスモス
バスツアーで丹波篠山へ②
この記事の続き
さらにバスで小一時間(たぶん、、、)
・
「特産館ささやま」というJA直営店の駐車場で降り、約1時間の自由時間
時間があればウロウロしたいところだけど、ちょっとしか時間がないので、
今回の目的は「日本酒の試飲」
・
地元の酒蔵鳳鳴酒造が経営している「ほろ酔い城下蔵」まで少し歩く
江戸時代に実際に使われていた酒蔵を当時の道具と共に見学
鳳鳴酒造さんでは、酒樽にスピーカーを取り付けて、クラシック音楽を聴かせている
音楽の震動がまろやかなお酒をつくるとか
クラシックとじょんがら節とでも味が違っている
最後は実際の商品の味見を兼ねて試飲タイムとお買いもの
・
最後はバスに乗って無事帰阪する
バスツアーで丹波篠山へ①
とあるバスツアーに参加して丹波篠山へと行ってきた
まずは、丹波市にある柏原(かいばら)へと
ここは、信長の弟信包(のぶかね)や子孫が治めた織田家ゆかりの町
ボランティアガイドさんの案内でぐるりとまちをあるく
民俗資料館でまちのことを聞いたり、全景の模型を見て、だいたいの広さや歴史を教わり、まちへ繰り出す
道路にでんと構える立派な長屋門は「陣屋跡」
かつては広大な敷地に何部屋もある大きな建物が建っていたが、現在は一部を残すのみとなった 。内部は広い部屋ながら簡素な仕上げとなっている
そして陣屋跡の隣にある洋風の建物「たんば黎明館」
もとは、高校だった建物を改修し、まちづくり会社が入っている
飲食店や雑貨店も入っていて、ウエディングもできるそう
この建物が都心ではなく、田舎の風景の中にあり、背景の山とか緑がとても良い感じになっているので、素敵だと思う
まちなかを散策♪
かやぶきハウスが現役!!
立派な木の掛った橋
・・・ただの立派な木ではなく、根っこが川を渡っている!パワーのある木。
現在も現役!擬洋風の柏原支舎
そして丸ポスト。こちらも現役バリバリ
おしゃれリノベビルもあったり、若い人がやっていそうなケーキ屋さんもある
お昼ごはんは地元老舗料亭の「三友楼」
うらびれた旅館みたいな建物だと思っていたけれど、料理はとってもおいしい!
地元食材をつかった料理がふんだんに
満腹になったところでバスで移動し、約15分
同じ丹波市内にある「水分れ(みわかれ)公園」へと
日本一低い標高の分水界だそう。
水が分かれるところ、ここでは、日本海側と瀬戸内海側と分かれるところが平野部にある、珍しいところらしい。。。
現地に行ってもスケールが大きすぎてわからない。。。
資料館で特大模型や説明を聞いてなんとなくわかったような気になる
後から調べてみたら、JR福知山線の石生(いそう)駅から歩ける距離のようだ
丹波市観光協会
http://burari.city.tamba.hyogo.jp/
そして次の目的地 篠山の城下町へと!
つづく
ちょっと離島まで
知人が離島に関わる活動をしており、仲間たちを地元の方から「海の家」を譲り
受けたとのことで遊びに行ってきた
行き先は「男鹿島(たんがしま)」
コミュニティデザインの山崎亮さんで有名になった「家島」と同じ
家島諸島にある人口の少ない小さな島
砕石が主な産業となっていて、島の多くが砕石場となっている
姫路駅から姫路港行きのバスに乗り、約20分で港へ
チケットを購入し「にゅーぼうぜ」という船に乗りこみ約30分
船着き場目の前にある建物が「もと海の家」
そして、すぐそばが浜辺
懐かしい雰囲気の建物
お昼にカレー食べたり、海に入ったり、作業したり、かき氷作ったり、まったり
している
日帰りだったけど久しぶりに海で泳いだ
名残惜しいけど帰阪する
30年前の盆踊りを復活させようと奮闘しているのも気になっている